菅原 法正

(Rev. hosho sugawara)


・昭和53年 千葉県松戸市生まれ

・平成6年  千葉県大多喜町妙厳寺で出家・修行

・平成10年 東京日蓮宗大本山池上本門寺へ入山

・平成10年 立正大学・仏教学部宗学科へ入学

・平成13年 日蓮宗信行道場で教師資格を取得

・平成14年 立正大学卒業・池上本門寺卒寮

・平成16年 日蓮宗大荒行堂 初行入行・成満

・平成19年 日蓮宗国際布教師研修生として渡米

・平成19年 日蓮宗国際布教師を拝受

・平成19年 ハワイ日蓮宗別院へ配属(ホノルル)

・平成21年 日蓮宗ハワイヒロ教会へ配属

・平成21年 日蓮宗ハワイヒロ教会主任

・平成22年 日蓮宗大荒行堂 再行入行・成満

・平成26年 日蓮宗大荒行堂 参行入行・成満

・平成27年 米国より帰国・東京都養源寺で勤務

・平成30年 千葉県印西市に活動拠点を定める

・平成30年 拠点改修工事

・平成31年 4月工事終了、日蓮宗へ申請書を提出

・令和元年 5月 日蓮宗正印結社 誕生

正印結社開設にあたり


一般の家庭より僧侶になることを志してから25年の月日が経ち、様々な出会いと別れ、そして何物にも代えがたい多くの経験をさせていただきました。

 

現代の日本人が日本の仏教について話をするとき、「葬式仏教」や「坊主丸儲け」等ネガティブなイメージの言葉を耳にすることも多いです。

 

私もお寺に勤めるようになり分かったことですが、昔からある格式あるお寺(歴史的建造物)はそれなりに維持・管理費などが必要になってきます。それに伴い、お布施や寄付が高額になってしまうことが、日本仏教のネガティブなイメージを加速させているようにも思えます。

 

アメリカの教会はどのように建物の維持管理を行っているのでしょうか?

 

アメリカでは教会を維持管理する為、年間に様々な行事を行い(クッキー販売やクラフト販売等)、収益のすべてを教会の維持管理費に充て、その他教会の信徒なる人々に年間のメンバーシップ(護持会費のようなもの)を徴収しています。

 

アメリカの教会の牧師や日系寺院の僧侶は、信徒団体の理事会側が決定したお給料を毎月いただくわけですが、それは決して贅沢ができたり、毎月一定の額を貯金に回せるような金額ではありません。しかし、だからこそ、アメリカでの聖職者という立場は、今日においても弁護士や医師と同等の扱いを受けているのです。

 

アメリカでの法事や葬儀のお布施について

 

アメリカの小さな寺院・教会でも儀礼に対するお布施はあります。例えばアメリカでお葬式を行う場合、寺院・教会へ渡すお布施は日本円で1万円から3万円です。その中には交通費やいわゆる戒名代も含まれています。また法事は回忌で行うこともありますが、毎年法事をされる方もいて、法事に対してのお布施は約5千円から1万円です。

 

埋葬に関しては人それぞれですが、お寺の敷地内にある納骨堂に入られる方が増えています。そういった場合、年間のメンバーシップ(日本でいう護持会費)と、他4万円程を納め利用されています。

 

これを見た方の中には「何故日本のお布施は高額なのか・・」と不思議に思われる方もいるかと思いますが、アメリカ人から見ても同じ回答が返ってきます。中には、日本の高額なお布施は江戸時代の檀家制度の影響が大きいと解釈している人も少なくありません。

 

日本でのお布施の利用については、格式あるお寺の場合は特にその歴史的建造物に対して高額な維持・管理費がかかることは冒頭でも触れたとおりですが、おそらくその内訳が不透明であることが問題の一つであり、色々と改革を施さなければならないときが来ているとも感じます。

 

正印結社は格式あるお寺様と違い、維持・管理費もあまりかかりません。私がこれまで経験してきた日本やアメリカでの様々な事例をもとに、その人にあった儀礼と、個人や家族に対して個別に、真摯に向き合っていければと思っています。

 

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